私たちの社会は、「非営利法人」(及び国や自治体などの公法人)と「営利法人」が主な駆動力となり、車の両輪となって社会を前に進めています。
近年は、非営利法人においても経営の知見がより一層求められる一方、社会課題の解決に取り組む営利法人が表れるなど、非営利法人と営利法人の領域が重なってきています。
そのため、双方の知見を有する専門家の存在が今後ますます重要になると考えています。
当事務所の特徴は、「非営利法人」、相続・贈与などの「承継(継承)」に精通している点と、会計・税務サポートにとどまらない経営アドバイザリーを行っている点にあります。
1.非営利法人に精通
当事務所は、NPO法人、医療法人、社会福祉法人、一般・公益法人、学校法人から、消費生活協同組合、マンション管理組合法人まで、様々な非営利法人の会計・税務のみならず制度全般に関して豊富な知見を有しています。
さらに地方公共団体の豊富な知見も有しているため、法人・行政双方の立場を熟知しています。
2.承継(継承)に精通
「価値ある事業を、末永く」行うためには、財産や事業の承継(継承)も非常に重要です。
そのため、弊所は以下も重点的にサポートしており、豊富な知見を有しています。
個人間の相続、贈与、遺贈、譲渡、事業承継
個人と法人間の贈与、遺贈、譲渡
法人間の譲渡
3.経営アドバイザリー
現実のビジネスはとても複雑であり、予測が難しいものです。
一個人の経験は限定されたTPO (Time、Place、Occasion)のもとで生じるため、そのまま他事例や他人に通用するとは限りません。
そこで、複雑な事象を理解し、どのような局面でも適切に判断するための羅針盤として、理論の手助けを借りるのはとても有効です。
経営には長年の経験と研究によって蓄積された標準理論が存在します。
良い理論は現実の「解像度」を高め、判断基準を提供し、良い打ち手を考える視座を与えてくれるため、実はとても実践的です。
もちろん理論がすべてではなく、実践と理論の間を試行錯誤しながら行き来する、というのが望ましいスタンスだと考えています。
そうすることで、過度にリスクをとったり、過度に保守的になったりすることなく、適切に進められることが多いと経験上感じています。
会計・税務はあくまで経営のためのツールであり、会計事務所の本分はクライアントの経営のサポートにあると考えています。
4.Integrityを重視
「Integrity」の和訳は一義的ではありませんが、「誠実」「真摯」「清廉」「公正」「謙虚」「品性」などを包含した概念だと理解しています。
ビジネスにおいて最も大切なのは信頼関係の構築であり、そのために保持すべき資質として、当事務所において最も重視しています。
5.傾聴を重視
当事務所の役割は、クライアントの皆様が事業を末永く続けるためサポートをすることです。
そのためには、皆様が今後どうしたいのかをよく理解し、そのうえで「そのためにはどうすべきか」をともに考えます。
そのために(単に話を「聞く」のではない)傾聴を重視しています。
何よりもまず皆様と信頼関係を築くことが大切と考えているためです。